冬になるとインフルエンザが流行します。
インフルエンザになってしまうと、会社も休まなければならないし、子どもも、登園登校停止になってしまいます。
「できることならかかりたくない!」「インフルエンザなるとしんどい」
そんな風に思いますよね。
私は去年感染して0歳の子どももいたし、大変なことになりました。
さて、前回は、インフルエンザの予防接種について記事を書きました。
https://darakatsu.com/2019/11/03/%e3%80%902020%e5%b9%b4%e7%89%88%e3%80%91%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%95%e3%83%ab%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b6%e3%83%af%e3%82%af%e3%83%81%e3%83%b3%e3%81%ae%e5%80%a4%e6%ae%b5%e3%81%af%ef%bc%9f%e4%ba%88/
インフルエンザの予防接種を打つことで感染を予防できますし、予防接種を打つことで万が一かかったとしても、軽くすむので、ぜひ予防接種を打っておきたいです。
今度は、予防の話をしましょう。
fa-arrow-circle-rightインフルエンザの感染経路がわかる
fa-arrow-circle-rightインフルエンザを予防する方法がわかる
fa-arrow-circle-right除菌や殺菌、意味あるその他に対策できることがわかる
普通の風邪やその他の感染症にも通ずることなんで、じっくり読んでください!
ではみていきましょう。
目次
インフルエンザの感染経路は?予防する前にまず知る
インフルエンザはどこから感染するのでしょうか。
大きく二つにわかれます。
飛沫感染
接触感染
飛沫感染は、インフルエンザになっている人がくしゃみとか咳とかをすると周囲に唾液や粘膜そういったものが飛び散ります。
くしゃみとか咳って意外と1~4mと遠くまで飛ぶのです。これはすごいですね。
空気中に飛び散った物の中にウイルスが含まれているので、それを吸い込むことで、体内にウイルスが入り増殖し感染します。
接触感染とは、インフルエンザになっている人が、ドアノブや電車のつり革など多くの人が触れるところに触れると手についているウイルスが触った場所に残ります。それが、同じところを触った人の手にうつり、その人が目や鼻、口に触れると感染してしまいます。
インフルエンザウイルスは、飛沫感染も接触感染もどちらもしてしまうので、非常に感染力が高いです。
それに抵抗力がない人(赤ちゃん子ども、お年寄り)が感染するとインフルエンザ脳症になったり、肺炎になったり、下手したら死に至ることもあるくらい怖い感染症です。
なので、これらの感染経路を覚えておき、インフルエンザにかからないように予防することが大事なのです。
インフルエンザの予防方法は?対策編
インフルエンザの感染経路は、飛沫感染と接触感染です。
これらの経路を防ぐことができたら、理論上は感染することはありません。
ではどのようにして対策していけばよいのでしょうか。
大きく分けて、3つです。
手洗い・うがいをする
マスクの着用
人混みを避ける
なんだ、当たり前じゃん!っておもうでしょ。
そう。当たり前のことをするだけです。
でも、その当たり前のことできていますか?
それにただ、うがい手洗いをするだけでなく、効果的な方法も併せてご紹介するので、確認して、備えていきましょうね!
手洗い・うがいをする
ウイルスは、どこに付着しているかわかりません。
なので、しっかり手洗い・うがいをしましょう!
水だけで洗うのはあまり効果がなく、ハンドソープでしっかりと洗うようにします。
特に、指の間や爪の間、手の甲、隅々まで、洗い残しの無いように注意しましょう。
小さい子や小学生のお子さんはバババーっと洗いがちです。
ママやパパさんがまず、お手本を見せてあげ、隅々まで洗える習慣をつけてあげましょう。
そして、洗い終わったら、タオルやハンカチでふき取るのですが、タオルも清潔なものを使用しましょう。
ズボラな私はしょっちゅうたまーに取り換えるのを忘れちゃいます
あと、爪は短く切る方がいいですね。
爪の間って洗いにくいし、菌やウイルスが溜まりやすいのです。
意外と癖でやってしまいがちですが、っていうか私も癖でしちゃいますが、
手で鼻や口、目を触るのは止めましょう。
手は嫌でも、何か触れてしまいます。ウイルス菌、付着している場合があるので、鼻や口、目などの粘膜には触れないようにします。
風邪とか引きやすかった私。
手で顔を触れないように意識するだけで、1年に5~6回と風邪を引いていたところ、1年に1回か2回程度になったので驚きです!
もし化粧をしたり、何か食べたりするときなど、顔のパーツ(目や鼻、口など)を触る場合は、石鹸で洗ってからにしましょう。
マスク着用してるけど間違ってない?
マスクを着用しましょう。
日本人(東洋人も含め)は西洋人が引くほど、マスク大国です。
冬から花粉シーズンにかけてのマスク率は異常です。
マスクをすることによって、インフルエンザの予防になることは間違いないのです。
しかし、前職ドラッグストアで勤めているときから思っていたのですが、間違っている使い方をしている人が多くて、びっくりしています。
私はTwitterでこんなつぶやきをしました。
冬はマスク人口増加!
間違っているマスクの使い方☑同じマスクを長時間使う
☑マスクを着脱するときに不織布を触る
☑咳をしてマスク表面を触ってしまった手を洗わないマスクの不織布部分ってフィルター
ウイルス・菌が…👿
1日中装着する場合は昼飯食べた頃に取り換えた方が本当は良いのです💡— みぃこ@ライター三上菜子 (@ikujiehon) November 22, 2019
詳しく説明すると、
マスクの不織布はフィルターなんですよ。布マスクでも同じです。
空気清浄機とか掃除機とかにもフィルターがついていますよね。それを想像してもらえればわかりやすいです。
空気を綺麗にするフィルター。フィルターって極端に言えば汚いものをこしとるものです。
つまり、それって、目には見えないウイルスとか菌とか汚れがついていますよね。
そういうことです。
表面・裏面の不織布は触らないようにして、ゴムのところを持ち、着脱し、取ったらすぐに、ゴミ箱へ!
間違ってもその辺に置かないでくださいね! ウイルスつきますよ。
人混みを避ける
人混みを避けましょう。
そうはいっても、色々用事もあるだろうし、仕事もあるだろうし、中々人混みを避けることって難しいです。
インフルエンザが流行中のときは、できるだけ無駄な外出は控え、レジャー施設など人が集まる所への外出は避けた方が無難です。
寒い日が続く冬ですが、その中でも少し暖かい日ってありますよね。
そんな日はお出かけに出かけてしまいがちですが、そういったあったかい日に感染しちゃうんですよ。
温かいなーって思って人が集まるところに行っちゃうから。
特に子どもがいる人は注意です。
子どもがいると、ついついレジャー施設など行きたくなりますが、子どもは抵抗力も弱いので、インフルエンザ流行しているときは人混みを避けましょう。
加湿も効果アリ!
加湿器の正しい置き場や効果的に使う方法が知りたい方はこちらからご覧ください!
https://darakatsu.com/2019/12/13/kashitsuki/
インフルエンザ予防にアルコール除菌は意味あるの?
どこでも誰でも手軽に予防できるのがアルコール除菌です。
では、インフルエンザ予防に、アルコール除菌は意味があるのでしょうか。
結論から言うと、効果的です。
インフルエンザウイルスは、「エンベロープ」という膜で包まれたウイルスです。
消毒用アルコールで消毒することによって、エンベロープは破壊されウイルス本体にダメージを与えることができます。
しっかり除菌しましょう!
RSウイルスもエンベロープ持ってるから消毒用アルコールは効くよ!
消毒用アルコールでも消毒用エタノールでもどっちでもいいです。厳密にはアルコールとエタノールは違いますが、この場合は一緒です。
どちらの製品でもOKです。
医者もやっている簡単なインフルエンザ予防方法
毎日、風邪患者やインフルエンザ患者の人がくる病院。
そこで働いている医者や看護師はなぜ感染しないのでしょうか。
それは上記の予防対策を徹底して行っているからです。
それに加えて、テレビやネットで話題になりましたが、お茶や水などを20分おきに飲むということも行っています。
喉粘膜についたウイルス・菌を胃へ落とすためです。
胃は強い酸性になっているので、胃まで落ちると死滅してしまいます。
しかし、20分以上喉に付着していると、身体の中に入ってきてしまうので、こまめに水分補給をする必要があります。
インフルエンザ予防・対策をして、元気に過ごそう!
インフルエンザ予防は、手洗い・うがいをし、マスクも装着し人混みを避ける!
いろんな方法がありますよね。
当たり前のことですが、できていないな、習慣になっていないなと感じることもあったでしょう。
一つ一つ見直すことによって、インフルエンザだけでなく、風邪や他のウイルス・菌対策もできます。
このようにインフルエンザ対策をしっかりし、寒い冬を乗り切っていきましょう!