電子ピアノと言えば、「Roland」や「YAMAHA」、「Casio」そして「KORG」が有名です。
その中でも、シンセサイザーメーカーとして有名なのが「KORG(コルグ)」なのです。
しかし、その中でもコルグのピアノは比較的安くて評判のある電子ピアノです。
この記事では、以下の3点の疑問に答えます。
「電子ピアノが欲しいけど、鍵盤のタッチ、打鍵が気になる」
「弾き心地や音はどうなの?」
「どんな人に向いているピアノなの?」
シンセサイザーメーカーが出した電子ピアノはどのような弾き心地なのでしょうか。
また、どれくらい鍵盤のタッチはどれくらいピアノに近いのでしょうか。
私は、3歳のころからピアノを弾いています。
社会人になってからピアノを弾く機会がめっきりなくなってしまいましたが、あの頃の楽しみを感じたいと思い安価なコルグの電子ピアノを購入しました。
毎日6時間以上練習していたこともあり、ピアノの鍵盤の弾き心地や音質にうるさい私。
そんな私が実際に購入してみたので弾き心地や、音などの感想、ピアノとの比較レビューを紹介していきます。
また、失敗したなと思った点も述べていきます。
目次
5万円のKORG(コルグ)の電子ピアノを使ってみた感想。
去年2018年に購入した、KORG 電子ピアノ LP-380 88鍵盤。
私は、赤にしました!理由は、かわいかったから!
Amazonで54,000円で購入。
限定商品だったので、今は黒か白しかないのかも。
率直に使った感想
ええやんけ。悪くないやん!!
5万以上の価値があるのは間違いないです。詳しく後述していきます。
音質が思った以上によかった件
YouTubeの音源を拾ってきたので、音割れしてるかもしれませんが…ピアノのような綺麗な音質です。
やはり、Rolandの電子ピアノやYAMAHAの電子ピアノなど高ランクのものに比べると、高音の響きがイマイチだなぁと感じましたが、グランドピアノのような重厚感がある音質です。
とくに、低音の響きが素晴らしいです。ベーゼンドルファーのような感じ?
とはいえ、5万で買える電子ピアノなので、高音はこんなもんかなと自分自身に納得させております。
打鍵はどんな感じなの?やっぱり安っぽい?ペラペラ?
鍵盤のタッチ感は、アップライトピアノに非常に近い感じがしました。
5万の電子ピアノだから、打鍵が軽くてペラペラの鍵盤かなと思いきや、なんと!ピアノのような少し重ための鍵盤です。
びっくりしたのが、低音の鍵盤と高音の鍵盤の弾き心地が違うところです!!!
高音になるにつれて、本物のピアノのように軽いタッチになっていきます!
5万でこのクオリティを出せるのは素晴らしいですね!!
KORGさんの弾き心地にこだわりを感じる鍵盤になっています。
正直なところ、ヤマハとコルグどっちを買うか迷っていていました。
試し弾きした結果、ヤマハの同じような価格帯の電子ピアノは、打鍵が軽くて、「あぁ電子ピアノ弾いているな」といった感じだったので、コルグに決めたというところはあります。
弾き心地に関しては、ヤマハだと10万代の電子ピアノと大差ないですね。
打鍵音はどうなの?ヘットフォンで弾いていると目立つ?
私は子どもたちが寝たあとにヘッドフォンをつけてピアノを演奏しています。
やはり、打鍵音はそれなりにしますね。そこまで大きな音ではありませんが、電子ピアノの打鍵音だなっといった感じです。
ペダルの方が床と直接触れ合う分、下の階に響きそうだなと感じたので、夜9時以降は弾かないようにしています。
マンションで、夜弾きたいなと思う方は、ピアノの下に防音マットを引くとペダルが下の階に響かないのでおすすめです。
日中弾くとなっても、念のために防音マットを引いておいたら、ご近所トラブルにもならずに済みそうですね。
失敗したなと思うこと。組み立てがめんどくさい。一人じゃ無理。
なんと、この電子ピアノ、ペダルが固定されているのにも関わらず、実は組み立て式でした!
非常に重たいため、女性一人では組み立ては無理です。
誰か手伝ってくれる人がいれば、組み立ては容易にできます。
コルグ公式のYouTubeに組み立て方動画があるよ
コルグ公式のYouTubeチャンネルから組み立て動画で組み立て方を確認できます。
大人2人いれば、30分前後くらいで組み立てられることができます。
私も、子どもたちが寝静まった夜中、夫と二人でせっせと組み立てました!
ガタつくことはなく、キレイに固定されています!
楽譜は立てることできる?
ものによったら、楽譜が綺麗に立てられず、イライラすることがあります。
ほんとあれイライラするんですよ。
でも、ピアノの蓋の先がこの画像のように
降り曲がるので、楽譜が倒れてくるストレスなく、立てることができます!
蓋を閉めるときに、手を放してしまって、ばーーーん!と勢いよく閉まることがないので、指を詰める心配もありません。
ゆっくり蓋が降りてきます。
使い心地は文句なしですね!
KORG(コルグ)の電子ピアノはこんな人に向いてる4選!
私は、こんな人にコルグの電子ピアノをおすすめしたいです。
ピアノを始めてみたいけど、マンションだからピアノを買えない
ピアノを始めてみたいけど、ピアノを買う予算が5~6万円。
昔ピアノを弾いていて、たまに趣味程度に弾きたい
ピアノは持っているけど、もう一台夜練習用に欲しい
5~6万円の電子ピアノだと、コルグの電子ピアノがダントツで性能がいいです。
ピアノ初心者の人や、本物のピアノは敷居が高い人、たま~に弾けたらいいや、といった人におすすめです。
ただ、やはり本格的にピアノをしたかったり、子どもにさせたかったりする且つ、電子ピアノを買うのならば、私は、ローランドやヤマハの高価格帯(クラビノーバ)のものをおすすめします。
音も性能もよりピアノに近いです。
Rolandでは40万以上するものもあります。まぁ、ここまで値段を出すなら中古のアップライトピアノでもいい気がしますが…
高価格帯の電子ピアノはPCにもつなげられるし、音色も豊だし、作曲したり演奏会したりなんやかんや凄い機能も盛りだくさんなので、本格的にピアノをしている人は楽しいかと。
私もお金があれば、Rolandの電子ピアノが欲しかった…(切実)
KORG(コルグ)電子ピアノ感想まとめ。
コルグの電子ピアノLP-380は凄くコスパがいい電子ピアノです。
他メーカーの5万円のピアノに比べて音質も弾き心地もかなり上質なものになっています。
高音は少し物足りなさがありますが、低音の重厚感が好きな方は弾いていて気持ちいい電子ピアノです。また、弾き心地に関してもかなりコスパがよく、他メーカーでいうと10万円代でこのレベルかなといった弾き心地です。
低予算だけれども、ピアノに近い弾き心地にこだわりがある方は、コルグの電子ピアノがおすすめです!