子育てにおいて1,2を争うほど困ること、めんどくさいなぁって思うことといえば
イヤイヤ期ですよね。
なんでイヤイヤ期なるものがあるの?
イヤイヤ期、本当にめんどくさい
イヤイヤ期が大変すぎて辛い
目次
イヤイヤ期とは?原因や起こる理由は?
イヤイヤ期は、およそ1歳から3歳ごろまでの間に迎えます。
訳が分からないタイミングで「イヤイヤ」と無理を言ったり、急に泣き出したりしてしまう、そんな時期です。
イヤイヤ度合に個人の差がありますが、自我の芽生えとともに起こります。
自我の芽生えが始まったということで喜ばしいことです。
イヤイヤ期は赤ちゃんの発達に置いて重要なこと。
自分の気持ちをうまく言葉で表現できないがために起こってしまいます。
自分の感情や欲求を「泣く」以外で伝える手段なのです。自分の欲求(したいこと)を「イヤイヤ」という簡単な言葉で表現します。
それは、自分と他者との最初のコミュニケーションなのです。
この「イヤイヤ」を通して赤ちゃんは、他人とのコミュニケーションを学習しています。
また、お母さんやお父さんに甘えたいしたい気持ちを表現している場合もあります。
ですが自分の甘えたい気持ちを伝えることができないため、困らせるような「イヤイヤ」といった表現になってしまうのです。
イヤイヤ期はいつから始まるの?
具体的にイヤイヤ期はいつごろから始まるのかというと、8か月~2歳ごろにかけて始まります。
早い子では5か月を過ぎた辺りからイヤイヤ期のようなものが見受けられます。
自我の芽生えとともに始まります。
赤ちゃんが少しずつ、自分とお母さんは違う人格だということを理解していくからです。
自分のしたいことや興味があることが出てきます。あるは、したくないこともあるかもしれません。
それを泣き叫ぶ以外で伝える方法として「イヤイヤ」という言葉で表現しているのです。
イヤイヤ期はいつまで続くの
イヤイヤ期は、3歳~3歳半ごろには収まります。
個人差があるものなので、そもそもイヤイヤ期がなかったという人もいれば、イヤイヤ期自体が少なかったという子供もいるでしょう。それにイヤイヤ期が4歳ごろまで続いたなと感じる人もいるかもしれません。
なぜ、3歳ごろに収まるかというと、言語能力が発達してくるからです。
言語能力が発達すると、言葉を色々喋ることができるようになります。
すると、「イヤイヤ」しか言えなかった子が、自分の気持ちを「イヤイヤ」以外で表現できるようになるため、イヤイヤ期が終わるのです。
また、自分の喋っていることが伝わらなかったら、イヤイヤと泣き出したり元に戻ったりと自己表現していきます。
その過程の中で言葉やコミュニケーションを子供自身が学習していき、イヤイヤ期を卒業していくのです。
まぁ。気長に向き合っていくことが大事ですね。
本当にイヤイヤ言われている瞬間って浪費します。大変。
めんどくさいけど、子どもが上手くコミュニケーションを取れるようになるための通過儀礼みたいなものです。
しょうがないのです。
イヤイヤ期を解決する方法:うまく付き合うコツ
イヤイヤ期の時はできるだけ赤ちゃんと向き合ってあげることが一番大事なことです。
赤ちゃん・子供と向き合って欲求を満たしてあげることが解決するコツです。
とはいえ、そんなことできないですよね。
解決方法!あるんです!
できなくても、したいことはやらせてあげる
できないことをしたがっていても、納得が行くまでさせてあげましょう。
色々じぶんでやってみたいが、できないことが多いため赤ちゃん、子ども自身がストレスを感じ「イヤイヤ」言っている場合もあります。
できないんだからといって親が勝手に手伝ってはダメです。
見ている親の立場からすると、ハラハラもします。それに「早くして!時間ないんだから!」と思うこともあるでしょう。
しかし、親が手を加えたら子供はさらにストレスを感じ「イヤイヤ」が加速していきます。
時間がなくても、頑張っている姿を応援してあげてください。
(「がんばれ!」と声に出して言うと良く逆ギレされ泣かれることもありましたが…)
言うことを聞いてくれない:やりたくないことに対しての「イヤイヤ」
やりたくないことに対して「イヤイヤ」と言われたら、その嫌な気持ちを受け入れてあげましょう。
なぜ嫌なのか一旦気持ちを受け入れてあげることが大事です。
「駄目だよ」と否定すると、子供にとって自己を受け入れられていないと感じてしまいます。
この場合「イヤイヤ」言われたら、「嫌だよね。うんうん。わかった!」と気持ちを肯定してあげましょう。
でもあれだよね。
公園で遊んでいて中々帰らない、帰ろうとしてくれない。
あるいは、ご飯の時間や寝る時間になっても言うことをきいてくれない。
こんなときってどうしたらいいのかわからないですよね。
一般的にこうすればいいと言われていることといえば、
です。
「そうだよね!嫌よね!」と受け入れてあげて、
「じゃあ、あと1回、すべりだい滑ったら帰ろうか!」と代替案を提案して「OK」を出しやすい環境を整えてあげることがコツだといわれています。(なんだか営業と似てますな)
しかし、0歳から1歳の赤ちゃんだと(主に今の次女の状態なのですが)言葉がわかりません。
通じないことが多いため、このような方法は難しいです。
ただ、言葉が理解できる2歳(魔の2歳児)とは違い、興味が他の物に移りやすいのも特徴です。
なので、
少しずつ、少しずつ、爆弾を扱うがごとく、誘導。
これが鉄則です!
まぁ、でもイヤイヤを聞いてあげられるときは、欲求を受け入れてあげてください。
そのほうが、子供の自我の発育のためには一番いいのですから。
無理矢理言うこと聞かしてイヤイヤ言わせないのはNG
頭ごなしに怒ってみたり、したいことをやらせなかったりすることはしてはいけません。
他人とのコミュニケーションを学んでいる最中なのです。自分自身すべてが否定されたと思ってしまいます。
自分の欲求をすべて受け入れられないことが自信が育たず、自我の形成が上手くできない状態で成長してしまうことがあるのです。
自分の意見を言えない子供になってしまう恐れがあります。
「イヤイヤ」を受け入れてあげることは本当にめんどくさい。
メンドクサイし、イライラします。子育てだって嫌になります。親自身がイヤイヤいいたくなります。
それに親という前に人間ですから、頭ごなしに叱ってしまうことだってあるでしょう。
そのときは、一対等な人間としてちゃんと謝りましょう。
子供も理解してくれます。
子供扱いしないことが大事です。
イヤイヤ期(補足):言語能力を早く身につけるコツ
補足ですが、上記のイヤイヤ期はいつまで?で言語が発達したら、イヤイヤ期が収まるという話をしました。
結論から言うと、
絵本の読み聞かせをしてあげると幼稚園までに獲得できる語彙数が多くなるということが研究で分かっています。
子どもたちと毎日1枚の絵本を読む親は、子どもたちに毎年推定78,000語を暴露します。累積的に、幼稚園に入園する前の5年間で、識字率の高い家庭の子どもたちは、童話の読書中に読んだことがない子どもたちよりも累積で140万語多いと推定しています。
(グーグル翻訳してます)
絵本の読み聞かせをしてあげると、言葉を理解するのが早くなります。
極論に聞こえるかもですが、はやくイヤイヤ期を卒業することができるのです。
また赤ちゃん・子供扱いして、その子供の言葉に合わせて喋ろうとしがちですが、それもあまりよくありません。所謂赤ちゃん言葉ってやつですね。
赤ちゃん言葉と普段私たちが使っている言葉を、2回覚えなければならないからです。(2回覚えるのはめんどくさい)
普段私たちが使っている言葉で話しかけてあげるほうが、早く言葉を理解できるようになりますよ!
参考図書
絵本読み聞かせしましょうね!
私も子供たちに絵本を読み聞かせしているおかげか、長女のイヤイヤ期は短かった気がします。
イヤイヤ期はいつまで?:まとめ
イヤイヤ期めんどくさいしイライラですよね。
早い子は5か月から始まり、3歳ごろには終わる。
当事者にとっては長く感じるでしょう。
子供と上手く向き合い、イヤイヤとできる限り付き合ってあげることが大事です。
赤ちゃん・子供の欲求が満たされ、イヤイヤ期は次第に終わりを迎えます。
子供がコミュニケーション学ぶ、大事な時です。
けして無理はせずに、親子のペースでしっかりと向き合っていきましょう。
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